「光る君へ」と読む「源氏物語」
第13回 第十三帖<明石 あかし>
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感想をご紹介します!
【ひとかけらさん】
まいこさんの光る君へ13回読みました。
今回は天変地異の話で、亡くなった方の想いは生者の考えも左右するほどの影響力が有るのですね。怨霊といえば平将門ですが悩み苦しみ亡くなった人間は現世に災厄をもたらす存在になると感じます。
光る君と明石の入道と明石の君に関しては良い結果になりましたが、桐壺帝に睨まれた朱雀帝や弘徽殿の大后にとっては病が重くなるなど不幸な事になりました。
欲望が強いながらも公に貢献出来る能力の有る光る君は度量の広い桐壺帝によって少し逆境が有っても復活できるのだなと思います。
何者かに導かれて居るべき場所に戻れる光る君は強運の持ち主です。
桐壺院の寝取られても許す全部だきしめるの例えが面白いです。
これからもジワジワと何かが迫ってくる、まいこさんの文章を楽しみにしてます。
【バックナンバー】
第1回 第一帖<桐壺 きりつぼ>
第2回 第二帖<帚木 ははきぎ>
第3回 第三帖<空蝉 うつせみ>
第4回 第四帖<夕顔 ゆうがお>
第5回 第五帖<若紫 わかむらさき>
第6回 第六帖<末摘花 すえつむはな>
第7回 第七帖<紅葉賀 もみじのが>
第8回 第八帖<花宴 はなのえん>
第9回 第九帖<葵 あおい>
第10回 第十帖 < 賢木 さかき >
第11回 第十一帖<花散里 はなちるさと>
第12回 第十二帖<須磨 すま>
『光る君へ』はいよいよまひろが「物語」を書こうと思い立つところまで来ました!
ドラマの中のまひろ・紫式部の物語と、源氏物語の世界はこれからどのように交錯していくのか、そしてそれをまいこさんがどう読み解いてくれるのか、とても楽しみです。
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